ロマゴン×クアドラスの採点結果一覧
2016年9月10日(日本時間11日)に米国で行われたロマゴン×クアドラスのWBC世界Sフライ級タイトルマッチ。
結果は12R判定(3-0)で挑戦者ロマゴン勝利
これでロマゴンはニカラグア初の世界4階級制覇を果たしたが、これまで圧倒的な強さを誇ってきたロマゴンが苦戦をしたことで
実はクアドラスが勝っていたのではないか?
という声もチラホラと聞こえてきます。
では実際にジャッジはどのような採点をつけたのでしょうか?
WOWOW解説のジョー小泉さん、西岡利晃さんの採点も一覧にしたのでそちらも合わせてご覧ください。
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ロマゴン×クアドラスの採点結果一覧
この試合は米国カリフォルニア州、イングルウッド、フォーラムで行われ、ジャッジは3名とも米国人。
ロマゴンはニカラグア、クアドラスはメキシコなのでどちらかというとクアドラスのホームという感じでしょうか?
では、早速採点結果を見ていきましょう。
採点者 | レナード・米 (ジャッジ) | ヘッコ・米 (ジャッジ) | デルーカ・米 (ジャッジ) | ジョー小泉 (解説) | 西岡利晃 (解説) |
ロマ/クア | ロマ/クア | ロマ/クア | ロマ/クア | ロマ/クア | |
1R | 9/10 | 10/9 | 10/9 | 9/10 | 9/10 |
2R | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 10/9 |
3R | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 10/9 |
4R | 9/10 | 10/9 | 9/10 | 10/9 | 10/9 |
5R | 10/9 | 9/10 | 9/10 | 9/10 | 9/10 |
6R | 10/9 | 9/10 | 9/10 | 9/10 | 9/10 |
7R | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 9/10 | 9/10 |
8R | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 9/10 | 9/10 |
9R | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 10/9 | 9/10 |
10R | 10/9 | 10/9 | 9/10 | 10/9 | 10/9 |
11R | 9/10 | 9/10 | 10/9 | 9/10 | 10/9 |
12R | 10/9 | 9/10 | 9/10 | 10/9 | 10/9 |
合計 | 117/111 | 116/112 | 115/113 | 114/114 | 114/114 |
- キャシー・レナード(米):117-111
- ロバート・ヘッコ(米):115-113
- マックス・デルーカ(米):116-112
ですね。
日本の視聴者の声をTwitter等で拾ってみるとクアドラス優勢の声も多く聞かれました。
これはおそらく、WOWOWの解説でジョー小泉さん、西岡利晃さんがいずれも114-114の引き分けと採点したことも影響してかなと。
実際にデータとしてパンチ・ヒット数を見てみると
ロマゴン | クアドラス | |
323 | ヒット数 | 258 |
985 | パンチ数 | 893 |
33% | ヒット率 | 29% |
となります。
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ロマゴン×クアドラスの採点結果の感想
ボクシングの採点は専門家でも割れますから正確な採点を出すことは出来ません。
ジョー小泉さんが解説の中で
ジャッジの方の中にロマゴン強しの先入観があったのでは?
とも語っていますし、
日本でWOWOWを見ていた方は解説の
ロマゴンがまさかの大苦戦!
に影響されていたような気もします。
(実際に苦戦したわけですが)
ちなみに同じく解説で同席していた村田諒太は
117-111はないのでは?
僕は115-113でロマゴンでした。
(現役の同門ということで細かな採点は公表せず)
いずれにしても大苦戦でしたね。
と語っています。
ボクシングは採点の正誤というよりはそれについて語り合うのが楽しみ方の1つなのでこれを参考にして試合の動画を見るのも面白いですね。
私個人としては『115-113ロマゴン』ですが、希望としては『114-114で再戦』でした。
今回はクアドラスを応援しながら見てその採点ですからやっぱりロマゴンの勝ちなんですかね(・_・;)
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