レックス・ツォーは井上尚弥の驚異になるのか?
こんにちは!
2017年3月11日にレックスツォー(香港)が向井寛史と対戦し8RTKO勝ち。
この試合は香港でWBOアジア太平洋スーパーフライ級王座、WBOインターナショナルスーパーフライ級王座、ABCOスーパーフライ級王座を懸けて行われました。
地域タイトル、もうわからん。。。東洋太平洋(OPBF)だけにしてほしい・・・。
香港・マカオのボクシング市場は最近目立っていますし、レックスツォーは井上尚弥のWBOで1位なので気になっていました。
試合を見た感想とこれまでの戦績も含めて調べてみました。
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レックスツォーの戦績と対戦相手の質を分析
レックスツォーは中国(香港)の29歳で戦績は21勝13KO無敗です。
ホープ的な扱いをされていたイメージがあったので若いのかと思っていたら29歳なんですね。
ここ2戦は日本人との対戦で11勝無敗1分の前川龍斗、13勝4敗3分の向井寛史に勝利しています。
⇒レックスツォーの全戦績はこちら
今回対戦した向井寛史は過去にポンサクレック、シーサケットの世界王座に挑戦した経験を持っています。
全戦績を見てみると、
- ポンサクレック(負傷引き分け)
- ロッキー・フエンテス(判定負け)
- マーク・アンソニー・ヘラルド(TKO負け)
- シーサケット(TKO負け)
- 大森将平(TKO負け)
と、あと一歩のところを勝ちきれない印象のある選手です。
戦績だけからの予想なので戦力分析ではありませんが、レックスツォーが無敗のホープで井上尚弥を倒そうとするのなら向井戦は圧勝するのかなと思っていました。
試合はツォーの8RTKO勝ちもバチバチの打ち合い。
向井もツォーも相当被弾しながらのガチンコ勝負でした。
実は1試合前の前川龍斗との試合も見たことがあるのですが、
『ツォーはパンチもらいすぎだけど、これ井上相手に2R持つのか!?』
というのが当時の印象でした。
今回も同じような感想です。
初回からバチバチの打ち合いなのに倒すのに8Rまでかかったのを見るとパンチ力はそれほどなのかな。
(結構、体重を乗せたパンチを当ててましたから)
もちろん向井もかなりの気合で動きが良かったのもありますが世界1位としてはやや物足りない気がしました。
ただ、ツォーが好戦的なスタイル、バチバチの打ち合い、動きも軽快とあって人気があるのはよくわかりますね。
『やや物足りない』と書いたのは井上尚弥の驚異になりえるかという視点で向井戦は非常に面白かったですよ。
香港としてもゾウシミンやツォーをスター選手としてボクシング人気を高めている最中なので慎重になっている部分もありそうです。
そう考えると、マカオで対戦相手を選んで(井上尚弥やロマゴン、クアドラス、エストラーダとの対戦は避け)盛り上げていくかもしれませんね。
河野公平にオファーを出していたという話もありますし。
個人的には好きなタイプの選手ですけどね。 ぜひ動画でチェックしてみて下さい。
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タグ:レックス・ツォー