比嘉大吾世界初挑戦 ファン・エルナンデスの戦績を徹底分析
比嘉大吾の世界初挑戦は勝てるのか?
日程は2017年5月20日(土)、村田諒太・拳四朗と共にトリプル世界タイトルマッチになります。
試合はWBC世界フライ級王者ファン・エルナンデスに挑戦します。
(エルナンデスは初防衛戦)
この日はフジテレビでの中継も決定済み!
同日夕方の田中恒成×アコスタ戦、翌日の井上&八重樫ダブル世界戦も含めてボクシング漬けになりますから手帳にチェックを忘れずに(笑)
仕事や予定でテレビ観戦が出来ない場合でも録画予約をToDoにいれておきましょう!
今回の世界戦ラッシュの面白いところは
『勝ちは堅いだろう!』
と確信があるのは井上戦くらいで他は結構予想が難しい。
比嘉大吾は12戦無敗全KOというインパクトのある戦績だが、エルナンデスが勝っても別に驚かない。
エルナンデスもキャリアは豊富。
『ミニマム時代の井岡に負けた選手』
という情報を何度も目にして弱いのかなと思うかもしれないが、それなりの選手に勝利している。
今回はエルナンデスの戦績・対戦相手について調べてみました。
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ファン・エルナンデスの戦績を徹底分析
ファン・エルナンデスはメキシコの30歳で戦績は34勝25KO2敗です。
今回が初防衛戦で前戦は王座決定戦でタイのナワポーン(36戦全勝)に3RTKO勝利しています。
※王座はロマゴンが階級アップにより返上したもの
2つの敗戦は、キャリア初期と世界初挑戦の際に喫したものです
- 2006年3月:オスカー・マルチネス(7勝8敗)⇒8RKO負け
※マルチネスはすでに引退 後の世界挑戦などはなし - 2011年8月:井岡一翔(7勝無敗)⇒12R判定負け
※WBC世界ミニマム級王座挑戦・失敗
井岡戦後は15連勝でナワポーン戦に臨み、ほぼ一方的に試合を終わらせています。
攻防一体の強い王者ですね。
ナワポーンは戦績(36戦全勝)ほどの強さはありませんでしたが、タイ(完全アウェイ)での試合に圧勝したエルナンデスは素晴らしいですね。
井岡との試合ではパワー差もあったように見えましたが階級アップで力強い印象もあります。
また、これまでエルナンデスが対戦(勝利)した相手には、
- 2011年2月:モイセス・フローレス(12戦全勝)⇒判定12R
※後のWBO世界ミニマム級王者 2016年末に田中恒成と対戦 - 2015年8月:ラモン・ガルシア(20勝6敗1分)⇒判定8R
※元WBO世界ライトフライ級王者 - 2016年2月:ヘスス・シルベストレ(31戦6敗)⇒2RTKO勝ち
※元WBA世界ミニマム級暫定王者 - 2016年11月:オマール・ニーニョ・ロメロ(35勝5敗2分)⇒2RKO勝ち
※元WBC世界ライトフライ級王者
他にも世界挑戦経験者や挑戦者決定戦に出てくるような世界ランカーと試合経験があります。
⇒ファン・エルナンデスの全戦績 by BoxRec
比嘉はキャリア全KOのインパクトはあるもののキャリア12戦ですから、経験値ではエルナンデスに叶いません。
そして、過去の井岡戦・ナワポーン戦と海外も経験しています。
まさに相手にとって不足なしといったところでしょうか。
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比嘉大吾×ファン・エルナンデスの勝敗予想
さて、勝敗予想です。
上では、エルナンデスの強さやキャリアについて書きましたが、比嘉大吾にそれを上回る戦力があるかどうかというシンプルな話。
井上尚弥や田中恒成のように戦績は浅くても歴戦の強者を倒す選手はいますので。
気になっているのは比嘉の12戦全勝全KOという記録。
この記録がプレッシャーにならなければいいけど。。。
期待も込めて比嘉のKO勝ちと予想しますが、捉えきれない可能性もあると思います。
まぁ、私は見て楽しむだけのイチファンなので、そこを意識しながら観戦すればきっと楽しいですね!
あとは、フライ級ですから勝てば井岡との対立王者になります。
今後、どのような関係性になるかも見ものですね。
皆さんの意見も聞かせてください。
それにしても20日だけで4試合か。。。
1試合でも十分に楽しめるから4週に分けてくれるといいのに。
【追記】
楽しみな試合が最悪の結果になってしまった・・・。
5月20日試合結果
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