井岡一翔×エストラーダの交渉が決裂した理由
あぁ、やっぱりな・・・。
と溜め息が聞こえてきそうな井岡一翔×エストラーダの交渉決裂。
井岡一翔は過去にロマゴンとの対戦回避があったため
また、強敵から逃げたのか(-_-)
と揶揄されることも多くなってしまったが実際には様々な事情があることが推測されます。
ロマゴンは遠くにいってしまったが、同階級のスーパー王者でWBAから対戦司令まで出ていたエストラーダ戦。
今度こそ実現すると思われたのに、なぜ交渉決裂になってしまったのでしょうか?
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井岡一翔×エストラーダの交渉が決裂した理由
井岡一翔とエストラーダの対戦はWBAから司令が出てきたにも関わらずエストラーダが王座返上して決裂。
理由としてエストラーダがロマゴンとの再戦を希望しているためだが、交渉が行われたわけですから、開催期間、開催地、金額面で折り合いがつかなかったわけですね。
すなわち、
交渉次第では対戦は可能だった!
ということです。対戦司令も出ていますし。
しかし、この両者の対戦合意が難しいことはわかっていました。
両者の主戦場は日本(井岡)とアメリカ(エストラーダ)で年末に日本に呼びたい井岡陣営と1年のブランクがあり10月に復帰戦、来春にロマゴンとの再戦をしたいエストラーダでは条件が合わなすぎるでしょ。
井岡はテレビ局(TBS)お抱えの王者とも言えるので大人な事情が様々あるのでしょう。
が、そこをひっくり返して欲しかった。。。
実力派としてデビューし、ミニマム級では36戦無敗の王者を圧倒、八重樫東との統一戦も制し当時はロマゴン最大のライバルとも言われていました。
しかしライトフライ級での王座決定戦、ロマゴン戦回避あたりから評価は一変し、『アムナットに破れたこと』『井上尚弥がナルバエスを劇的に下したこと』で時代は井上へと流れていきました。
相当悔しい思いをしたことと思う。
その後安定王者(最強じゃないけど)のレベコに連勝するも井上との評価は開き続け、テレビ放送でもエストラーダの存在を隠されるという残念な状態。
こんな歯がゆい評価を見返すチャンスがエストラーダとの統一戦だったのに。
もっと言えば敵地でエストラーダを下せば世界的な評価までついてくるこれ以上ないチャンスだったのに。
どんな条件だろうとエストラーダと白黒はっきりつける!!
と言えなかったところが残念ですね。
もちろんエストラーダが一方的に拒否した可能性もゼロではないのでなんとも言えませんが。
ロマゴン戦の前座にしてはリスクがあるかな?と思ったのかもしれないし。
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井岡一翔・エストラーダの今後
エストラーダは今後スーパーフライ級へと転級しロマゴンとの再戦を目指します。
先日のロマゴン×クアドラスでは再戦ムードもあるのでエストラーダがストレートに挑戦できるかは不明だがスーパーフライ級にはロマゴン、クアドラス、井上尚弥、コンセプションなどタレントが豊富で、ロマゴンを中心とした群雄割拠が始まろうとしています。
一方、ロマゴン、エストラーダがいなくなりアムナットも陥落したフライ級では井岡一翔のライバルと言える選手はおらず三階級王者の井岡からすればもの足りない相手が続くことになりそうです。
最近の井岡一翔はその言動からファンから評価の評価は下がっていますが世界王者としての実力に申し分なく、むしろビッグマッチを期待される選手です。
だからこそ、リスクを怖れず勝負をして欲しいんですけどね。
誤解しないでほしいのが井岡は一流の世界王者であるということ。
でもそこから超一流と呼ばれるには同様の一流王者と連戦し連勝しないといけないんですね。
すでに3階級を制覇して記録としては誰もが認めるところであり、それでも評価がされないのであれば、やはりマッチメークに問題があると言わざる得ないでしょう。
次の防衛戦でランキング5~10位の選手とやっても全く盛り上がらないですからね。
せめてIBF王者カシメロとの試合がみたいです。
【追記】
次戦の相手が暫定王者に決まりました。
⇒井岡一翔V4戦 スタンプ・キャットニワットの戦績と強さは?
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