カール・フランプトン×レオ・サンタ・クルス(再戦)試合結果・両者コメント
2017年1月28日(土)
会場:アメリカラスベガスMGMグランド・ガーデン・アリーナ
WBA世界フェザー級スーパー王座タイトルマッチ
カール・フランプトン(王者)×レオ・サンタ・クルス(前王者)
前回僅差0-2の判定で初黒星のサンタクルスがダイレクトリベンジマッチへ挑む。
一方、クイッグ、サンタクルスの注目マッチで連勝中のフランプトンの勢いは2017年も続くのか?
【両者の戦績】
フランプトンの戦績:23戦23勝(14KO)
サンタクルスの戦績:34戦32勝(18KO)1敗1分
※結果は随時更新していきます!
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目次
カール・フランプトン×レオ・サンタ・クルス 試合結果
カール・フランプトン●12R判定◯レオ・サンタ・クルス
【判定】
- 115-113 サンタクルス
- 115-115 サンタクルス
- 114-114
2-0の僅差判定でサンタクルスの勝利
サンタクルスはリベンジに成功、フランプトンは初防衛失敗、初黒星
カール・フランプトン×レオ・サンタ・クルス
試合展開
【1R】
さぁ、始まりました。
前回は12R戦っていますから様子見は必要ありません。
山中慎介×アンセルモ・モレノⅡのような熱い試合を期待です!
展開としてはサンタクルスがジャブで距離を取り、フランプトンがジリジリプレッシャーを掛ける。
ヒット数・手数でサンタクルス優勢もダメージはほとんどなし。
【2R】
ガードを固めて細かなフェイント。ジャブを繰り返す慎重なサンタクルス。
一方のフランプトンはガードを下げて中に入ろうとする。
フランプトンは倒す気満々だけどなかなか入れない。
1Rに比べて互いに踏み込めずに見る展開が続く。
【3R】
互いに踏み込んでワンツーを当てに行くもクリーヒットならず。
攻守は目まぐるしく入れ替わる。
サンタクルスが距離を取ってうまく戦っているようにも見えるけどペースを握っているわけではない。
見方(ジャッジ)によって採点が割れそう。
【4R】
フランプトンの防御力の高さが際立つ展開。
ガードは低くてもフットワークとダッキングでことごとくパンチをかわす。
それだけサンタクルスが打っているとも見れるし、フランプトンは圧力を掛けるけど手数は少ない。
どちらのペースかまだわからない。ややサンタクルス?
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【5R】
サンタクルスが常に手を出すが単発止まり。
フランプトンは動いて入るも手が出ない。
サンタクルスは上下に打ち分けコツコツと当てていく。
終盤少しだけサンタクルスがラッシュもクリーンヒットはなし。
このラウンドはサンタクルスか?
【6R】
サンタクルスが距離を詰めてボディを打ち始める。
その後も数発クリーンヒットさせる。
これまでよりも距離が詰まり打ち合う場面も。
攻防は互角だがボディを当てた分サンタクルス優勢だが明確な差はなし。
【7R】
サンタクルスに傾きかけた流れをフランプトンが修正しようと前にでる。
ジリジリ詰めるがサンタクルスが身体を入れ替えてうまく対応する。
終盤もロープに追い込んで手を出すがフランプトンのダッキングでかわされる。
【8R】
フランプトンが身体で押してボディ打ち。圧力を強める。
身体で押す力はフランプトンが上か?
距離が縮まった分、フランプトンが優勢も強打はガードされる。
【9R】
サンタクルスは攻めきれず。
互いに顔面へのクリーンヒットを当てるも膠着状態が続く。
どっちのペースかわからん(-_-;)
サンタクルスペースにも見えるけど挑戦者としてポイントを取れているのか?
サンタクルスの準ホームだからこれでいいのか?
【10R】
サンタクルスが前に出る。フランプトンの手数も増えてきた。
足を止めて打ち合う場面もあるが互いにペースは握れない。
終盤はフランプトンのボディがヒット。
【11R】
頭をくっつけてのボディの打ち合い。
フランプトンは打たれても強引に前に出る。
サンタクルスもフランプトンをいなしてパンチを当てる。
攻防は互角。サンタクルスやや優勢?
【12R】
フランプトンが前に出る。
ポイントでは負けているとの判断か?
逆にサンタクルスは足を使う。手応えを感じているのか?
中盤以降は打ち合いで両者が倒しに行くけどダメージは与えられず終了。
カール・フランプトン×レオ・サンタクルス 感想
ハイレベルの攻防でした。
接近戦やロープに追い込んでいるはずなのにパンチが当たらないシーンが多かったのが印象的でした。
採点結果はほぼわからなかったですが、サンタクルスがうまく戦った気もします。
でも両者のコメントを見る限りでは差はついていたんでしょう。
清々しいフランプトンのコメントもナイスです。
第3戦はもういいかな(笑)きっとやるでしょうけど!
勝者:レオ・サンタ・クルスのコメント
私は普段よりも意識的にパンチを少なくした。
私はよりスマートに戦う必要があった。
もちろんリマッチは大歓迎だ。
敗者:カール・フランプトンのコメント
とてもタフなファイトだった。
ラウンドのいくつかはとても接近していたと思う。
レオはとてもクレバーでリーチを使った。彼は勝利に値する。
私も前回よりいいパフォーマンスができたと思う。言い訳はない。
もう一度やろう。今度はベルファスト(北アイルランド)に来てくれることを望む
同日、他会場の試合結果
⇒フランシスコ・バルガス×ミゲール・ベルチェルト 試合結果・コメント
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タグ:カール・フランプトン, レオ・サンタ・クルス