大森将平が大晦日に対戦するフエンテスの戦績は?
大森将平の世界初挑戦が王者ハスキンスの怪我で中止になりました。
ちょうど同じ階級で井上拓真の世界挑戦が怪我で中止になったので
王者・タパレスVS挑戦者・大森将平
で決まればいいなと希望していましたが交渉がまとまらなかったようです。
結果的に大晦日はロッキー・フエンテスとのノンタイトル戦になりました。
念願の世界挑戦からノンタイトルへの変更でモチベーションは心配ですが、大森は昨年世界前哨戦でタパレスにKOされていますのでここは大事にいきたいですね。
そこで、気になるフエンテスの戦績について調べてみました。
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大森将平の戦績と実力は?
フエンテスの戦績をお伝えする前に大森将平の戦績を見ていきましょう。
(ボクシングファン以外ではまだ無名ですし)
大森はバンタム級の世界ランカーで、戦績は18戦17勝(12KO)1敗の元日本王者です。
少し前までは全勝の絶対的ホープだったのですが、2015年12月にWBOの挑戦者決定戦でマーロン・タパレス(現WBO王者)に破れて一歩後退。
このときは結構ショックでした・・・。
もちろん、世界挑戦者決定戦でしたので相手も強いのですが、2Rまでに4度倒されての惨敗でしたので。
大森は日本王座を獲る前に山中と世界王座を争ったクリスチャン・エスキベルを倒しているので注目されましたが、実はエスキベルは山中戦以降は12戦7敗なのであまり参考にならないんですよね(笑)
(7敗の相手はツニャカオ、レイ・バルガス、ジョナサン・グスマンなど強敵だらけですけど)
だから結果的に当時は、 『日本王者としては強いけど、世界にはまだ遠かった』 という感じだったのかもしれません。
でも挫折があまりにも強烈だったのでそれまでのボクシングを省みるきっかけになったと思いますし1年で這い上がってきたので期待しています。
ただ、復帰戦を含めての2試合は強豪と戦っているわけではないのでキャリア面ではまだ不安ですが。。。
大森は23歳と若いですし、フエンテスのような世界挑戦経験者と戦えることは逆にチャンスかもしれませんよ。
とにかく今回はすっきりと勝って2017年春の世界挑戦につなげてほしいものです。
バンタム級なら山中との対戦もありえますし、 大森は南京都高校で山中の後輩でもあるので地元で対戦でも盛り上がれますね。
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ロッキー・フエンテスの戦績と実力は?
ロッキー・フエンテスは45戦35勝(20KO)8敗2分の30歳、フィリピンの選手です。
これまでは東洋太平洋王者として活躍しており、日本開催の試合で大久保、池原、有富、向井、奈須といった選手を下しています。
ですからアウェイ日本での試合も問題としない強い選手です。
世界王座の獲得はまだありませんが、 かつてロマゴン、アムナットといったお馴染みの王者に挑戦しています。
大森が今後、ハスキンスやタパレスといった王者に挑んでいくのであれば絶対に負けられない相手ですし ここで負けてしまうようだと2017年での世界挑戦は絶望的になります。
一方、フエンテスとしても再び世界戦線に浮上するには落とせない試合になりますね。
大森将平×フエンテスのテレビ放送は?
今回の大晦日の興行は、
井岡一翔×スタンプ・キャットニワット
ジョナサン・グスマン×小國以載
との3大イベントでしたが、テレビ放送はTBS『KYOKUGEN』で井岡戦のみとなります。(たぶん。。。)
まぁ、世界前哨戦じゃ仕方ないですね。
昔は世界前哨戦でもテレビで見ることが出来たんだけどなぁ。。。
こういう互いに崖っぷちの試合は見ていて面白いから、ネット配信でもしてくれるといいのに。
ちなみに試合は島津アリーナ京都で行われますのでチケットを取りたい方はこちらからどうぞ。
⇒注目チケットはこちら チケットぴあ
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