ドニー・ニエテスの戦績と対戦相手の質を徹底分析
ミニマム級・ライトフライ級で安定した強さを誇ってきたドニー・ニエテスがついにフライ級王座に挑戦。
と3王者が揃って階級を上げてしまったフライ級に久々に明るいニュースですね。
(アムナットはカシメロに破れた後、引退)
井岡一翔も最近は統一戦を希望しているので、ぜひ対戦してほしい選手。
⇒井岡一翔が対戦するノクノイ・シットプラサートの戦績は?
残念ながら王座挑戦はIBF(王座決定戦)になりましたが今後に注目です。
2017年4月29日(フィリピン)
IBF世界フライ級王座決定戦
ドニー・ニエテス(同級3位)×エクタワン・クルンテープトンブリ(同級4位)
また、大物とは言え3階級目であること、年齢的な部分で心配もあります。
日本人とは対戦歴がないので知る機会がありませんでしたがドニー・ニエテスの戦績について調べてみました。
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ドニー・ニエテスの戦績と対戦相手の質を徹底分析
ドニー・ニエテスはフィリピンの34歳で戦績は39戦22KO1敗4分です。
⇒ドニー・ニエテスの全戦績 by BoxRec
1つの敗戦はキャリア13戦目の2004年に判定負けを喫したもので12年以上無敗です。
その間に、
WBO世界ミニマム級王座(4回防衛)
WBO世界ライトフライ級王座(9回防衛)
リングマガジン世界ライトフライ級王座認定
と素晴らしい戦績を積み上げています。
2016年大晦日に田中恒成と対戦したフエンテスが強豪だと言われたのは、このニエテスと1度引き分けた経験があったからなんですね。
(2度目の対戦ではニエテスがTKO勝ち)
過去のキャリアとしては
- 2007年:ポンサワン・ポープラムック(20勝15KO無敗)⇒12R判定勝ち
(後のWBA世界ミニマム級王者 八重樫東・宮崎亮らとも対戦)
WBO世界ミニマム級王座決定戦・獲得 - 2009年:マヌエル・バルガス(27勝12KO3敗1分)⇒12R判定勝ち
WBOミニマム級暫定王者との王座統一戦 - 2010年:マリオ・ロドリゲス(10勝7KO5敗3分)⇒12R判定勝ち
後のIBF世界ミニマム級王者 - 2011年:ラモン・ガルシア(16勝9KO2敗1分)⇒12R判定勝ち
WBO世界ライトフライ級王座挑戦・獲得 - 2013年:サミー・グティエレス(33勝23KO9敗2分)⇒3RTKO勝ち
元WBA世界ミニマム級暫定王者 - 2014年:モイセス・フエンテス(19勝10KO1敗1分)⇒9RTKO勝ち
WBO世界ライトフライ級暫定王者
リングマガジン世界ライトフライ級王座認定 - 2015年:フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(18勝12KO2敗1分)⇒12R判定勝ち
元WBO世界ミニマム級王者 - 2016年:ラウル・ガルシア(38勝23KO3敗1分)⇒5RTKO勝ち
元IBF世界ミニマム級王者 元WBO世界ミニマム級王者 - 2016年9月:エドガル・ソーサ(52戦30KO9敗)⇒12R判定勝ち
フライ級変更・WBOインターコンチネンタル王座獲得
名のある選手を次々と下していますね。
ロマゴンやエストラーダ、ビロリア、井上尚弥、井岡一翔とは階級が重なりながらも対戦歴はありません。
今回、フライ級に階級アップをした理由も『ビッグネームとの対戦を求めて』ということですから期待ですね。
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フライ級で最強は誰だ!?
ニエテスがフライ級に来たことで少し盛り上がりつつあるフライ級。
ロマゴンらスーパーフライ級に比べると見劣りはしますが比嘉×エルナンデス、井岡一翔を含めて何気に楽しみにしています。 それでも今のフライ級では井岡が1番安定しているようにも見えますがせっかくなので皆さんの意見も知りたいです。
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